市役所の対応がまちまち、職業訓練給付金の確定申告

資格取得~実務まで☆Rinビジネススクール

2013年03月05日 17:56

お昼の休憩時間に、職業訓練の受講生がやってきて

『お昼の弁当代は、経費になりますか?』と聞いてきた。

『えっ?簿記会計の話ししてるの?』と聞き返すと

『市役所に申告をするため、経費をリストアップしている』と言う。

職業訓練の給付金を貰っている人は、

他に収入が無くても申告しなければならない。

もちろん、お昼ご飯は経費にならない。

そんな話の最中に、周りに人が集まって来て、

役所での申告の話しになった。

Aさん『あなたは、旦那さんの扶養に入っているのだから、その給付金の必要ありません、と言われて帰されました。』

Bさん『給付金の合計から、資格検定の受験料は経費と認めましょう、と言われて、引いて申告しました。』

Cさん『資格検定の受験料とテキスト代は、経費として引いていいと言われて申告しました。

Dさん『資格検定の受験料はダメ、テキスト代のみ経費として引いていいと言われました。』

Eさん『資格検定の受験料・テキスト代・バス賃引いていいですよと言われました。』

とまあ・・・みんなまちまち、

他には月極め駐車場の料金やガソリン代を認めた役所もあった。

そもそも、職業訓練の給付金は、雑所得として申告が必要です。

雑所得は、必要経費を差し引く事が出来ますが、

その意味が違います。

必要経費とは、収入を得るために支出した金額です。

職業訓練は、『資格も技術も無い人は、就職が難しい、その人が仕事に就けるように、支援のため無料で講座を受けれるようにしましょう。』と
雇用促進のため作られたもの

給付金は、『職業訓練に通っている間は仕事もしてないので、収入も無く生活が大変なので、一定の要件に該当する人は、生活支援としての給付を出しましょう。』と言う事なのだ。

給付金を貰わずに、職業訓練のみを受講している人もいる。

検定代・テキスト代・バス賃・ガソリン代・駐車料金は、

給付金収入を得るために支出した経費ではありません。

役所の税務課の窓口は、

ちゃんと研修をして、申告の対応をする必要があると思います。

対応する役所・窓口の人によって、

申告の有無・納税額が変わるのはおかしいよねぇ・・・・。

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